9月18日(日)に行われる全国統一「基礎・臨床医学検定」が迫ってきました。
今年2度目となる秋の検定は、国立大学法人であるお茶の水女子大学となりました。
国の教育機関をお借りしての全国統一「基礎・臨床医学検定」ということもあり、(社)日本鍼灸療術医学会の知名度も今後、より一層深まっていくことでしょう。
この検定の意義は、施術家やセラピスト、エステティシャンの学術知識の向上を促すと同時に、鍼灸、マッサージ、柔道整復師といった国家資格レベルの学術知識を持つことによる能力と、安全性、そして施術者自身のステータス向上にあります。
何より、施術家、セラピスト、エステティシャンが知るべき最低限の「ヒトの体に関する知識」の習得を、国家資格レベルで示すことができます。
民間資格レベルではこの国家資格レベルの検定まで行っている機関がありませんでした。
そのため、民間資格者への施術に対する不安感は社会全体に広がっています。
(社)日本鍼灸療術医学会は、全ての施術家、セラピスト、エステティシャンを対象にした国内初の試みとなる解剖学、生理学、公衆衛生学、栄養学、関係法規、総論、各論、病理などの講習会を行っています。この講習会は実際に正規の医療学校の教本に沿って行われています。
さらに、全国統一「基礎・臨床医学検定」の問題作成にあたっては、鍼灸マッサージ柔道整復学校の教本を作成している前島徹教授や九州看護福祉大学鍼灸科の内田匠治先生の協力のもとに作成されています。
このことからも、国家資格レベルという全国統一「基礎・臨床医学検定」の社会的な認知度は揺るぎないものとなっています。看護師や助産師の方も、「基礎医学検定の講習会」を受講するケースが増えています。
開業されている施術家やセラピスト、エステティシャンをはじめ、ヒトに関わる最初のステップとしてもこの検定のもつ意義は、深いと自負しております。
お問い合わせ
(社)日本鍼灸療術医学会
http://nihon-tramed.jp
0 件のコメント:
コメントを投稿