2017年2月22日水曜日

手技療法本科始動!

 今年は元日より全国統一「臨床医学検定」講習会を行い、毎月第3週の日曜日に行われる全国統一「基礎医学検定」も今期最終回を迎えました。来期は4月から、毎月第1週の日曜日は全国統一「臨床医学検定」講習会、第3週の日曜日は全国統一「基礎医学検定」講習会がスタートします!皆様の受講をお待ちしております。
また、木曜日の夜間クラスもスタート。基礎医学検定制度化を本格的に推進しています。
夜間は毎週木曜日、2時間ずつのんびり行っています。といっても基礎医学は覚える事も多いので、気は抜けません。
2017年3月19日(日)には全国統一「基礎医学検定」「臨床医学検定」試験が行われます。
 (社)日本鍼灸療術医学会は2012年より、セラピストの社会的地位向上と、学術レベルの救済措置として全国統一「基礎医学検定」講習会及び検定試験を行ってきました。講習会にはこれまで、多くの受講生が集まりました。
 (社)日本鍼灸療術医学会は、施術家、セラピスト、エステティシャンなどの方々に、国が定めている最低限の基準として、国家資格レベルの医学術知識習得を目標に全国統一「基礎医学検定」を本格的に推進してきましたが、やはり実技に対しても脆弱であると判断したため、昨年より学院構想を進めて参りました。

 そして、手技療法科基礎コースを昨年より試験的にスタートさせ、今年2月、手技療法本科が本格的に始動しました!!
 世界に通用する日本の手技療術師を輩出する事、それが目標です。

 皆さんは日本の太鼓の演奏を聴いたことがありますか? きっと誰もが地を震わせるような太鼓の響きに感動するはずです。それは、太鼓の原始的な"リズム"に心が打ち震えるからです。

 ヒトが最初に聴く音楽も、母親の胎内で聞く心臓の拍動(リズム)です。この心臓の鼓動は一定の拍子を刻み続けます。それはヒトが生涯を終えるまでです。手技療法本科では、この"リズム"の習得を重要視します。なぜならこのことが精神性の表現に直結するからです。


 かつて 日本の戦国時代に実在した 無敗の剣豪「宮本武蔵」(西暦1584-1645)もその著書、五輪書に"拍子"について書き記しています。
「拍子が何よりも大切である」


 世界的権威であるN.Yのジャーナルに掲載され、アメリカ合衆国国立医学図書館にも保管されている立花療術(Tachibana-Style-Method)そのものをベースとした手技療法本科は、もはやセミナーというものではなく、修行といった本格的なものです。

 まずは、リズミングの修得から始まり、瞬発力と型を同時に鍛える為のトレーニングも行います。さらに、触診から施術を手技型と動作一体となって学びます。技術は「斬」「捌」「矯」「和」にまとめられ、分かりやすく楽しく練習できます。

 頭だけではなく、身体で覚える。職人気質が問われる施術家、セラピストだからこそ必要なトレーニングを行います。
 現代において、たくさんの人が様々な重荷を背負って生きています。それはビジネスによるものかもしれませんし、人生の様々な問題かもしれません。しかし、そのような人が立花療術を訪れると、「素の自分自身に戻れたようだ」「まるで重い鎧を脱いだような気持ちになれる」と言います。それがどうしてであるか、貴方には想像ができるでしょうか?

立花療術は「斬」という独特の手技から施術が始まります。それを受けると、患者は理屈でではなく、原始的な本能の部分で純粋にこの療術の価値を感じ取るのです。魂同士の純粋な関わり合いが、そこには存在する。それが理由です。

「クライアントを感動させる」
音楽や芸術、すべてに共通して言えることがあります。重要なポイントは"自分のリズムと相手のリズムを調和させ""感動に繋がる波を伝播させる"ことにあります。絵画などなら、筆を走らせるリズムであり、その表現は基本的なリズムを刻むところから始まります。

いろいろな経験を積み、整体療術だけで生きてきた立花和宏先生の講義に、熱いものが込み上げる受講生も多いことでしょう。ニューヨークや上海でもその療術は高く評価されています。
そして、彼の国際医学論文は世界中の人々が読む事ができます。手技療法に国境はありません。その手技の性質は世界共通な「人の感情」として表われるのです。

人の尊さは、身分で決まるのではない。「心」で決まるのだ。

尊い志を抱け。志が尊ければ、尊い人になれる。
(立花会長の言葉より)

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