2016年3月22日火曜日

全国統一「基礎医学検定」2016 科学技術館

全国統一「基礎医学検定」2016 科学技術館


東京で行われた2016春の全国統一「基礎医学検定」試験は、皇居の向かいにある科学技術館にて行われました。
風格ある江戸城の堀を抜けて、受験生は試験会場で試験の直前までテキストや参考書を読んでいました。

この全国統一「基礎医学検定」は医学会への会員登録を行えば、どなたでも受験できます。また看護師、助産師などの有資格者の方々は試験のみの参加もできます。

受験料は1万7千円です。

セラピストの地位向上を本気で考えること。その第1歩は、全国統一基準となる基礎医学のベースラインの基準を定める事にあります。それは、国家資格レベルでなければ、意味がありません。なぜなら、国家資格の基礎医学レベルは、最低限知らなければならない、ヒトの生理学、解剖学だからです。

日本鍼灸療術医学会は国家資格者はもちろん、民間セラピストを受け入れ、教育を行っている唯一の法人です。

今回2回目となる全国規模の全国統一「基礎医学検定」は東京大学を予定していましたが、3月1日、東京新聞にその活動が取り上げられたことにより、業界の注目度は一気に高まりました。このことによって、協会や団体がようやく当医学会の存在とその活動を知るようになったのです。新聞掲載による混乱を回避するため、東大側との話し合いにより科学技術館に会場を移す事となりました。

当医学会は、日本の民間療法を代表する「整体、療術」という言葉を国際的な医学用語とし、その効果の客観的数値と科学的根拠を示した臨床研究は、国際医学論文としてニューヨークのジャーナルに採用されました。マッサージと整体の術式と効果は異なるということを初めて世界に認知させたのです。

整体療術の術後効果は医学的な効果を認めるという内容になりました。


故に、当医学会は民間療法を行うセラピストにおいて、最低限の医学教育は必要と判断し、この全国統一「基礎医学検定」制度を推進しています。

今後、この全国統一「基礎医学検定(基礎検)」は知識のあるセラピストとしての地位を確立していく事となります。

医学知識がどれほど身についているかを自分自身で判定できると同時に、合格者には基礎医学修了証が発行されます。

ヒトの健康に介入する職種に従事されている方々にとって、この全国統一基準となる基礎医学検定は必要不可欠な資格となります。

このブログをご覧になっている方は、是非基礎医学検定を受験してみてはいかがでしょうか。講習会も東京では毎月1回第3日曜日に行っています。
博多でも行っていますので、ご興味のある方はご連絡お待ちしております。ホームページのお問い合わせからMailを送信してください。
http://nihon-tramed.jp


皆様、お疲れさまでした!

今回の全国統一「基礎医学検定」合格者は8名でした。80点というハードル、実は国家試験よりも高いのですが、基礎医学という限定的なところなので、このハードルを必ず突破してください!
次回まで、頑張って勉強しましょう!













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