2018年9月24日月曜日

医学会の2018年春からのダイジェスト!!

筑波大学東京キャンパスにて

全国統一「基礎医学検定」

全国統一「臨床医学検定」を行ないました!


2018年9月16日(日)10時スタートで始まった秋の全国統一「基礎医学検定」。
セラピスト地位向上を目指して、いよいよ有資格団体も注目を始めています。
100年にわたり、セラピストの無資格問題が解決しない現状に、ようやく奇跡が起こるような気配が漂ってきています。


皆さん、がんばっています!!



さて、前回更新の3月以来、しばらくぶりのブログとなりましたので、これまでの日本鍼灸療術医学会の活動をダイジェストで振り返ってみます。


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4月8日、京都にてセラピスト無資格問題についての初会合がありました。

鍼灸大学教授、講師や医師などが集まり、基準制定についてが話し合われ、全国統一「基礎医学検定」の採用が決定しました。日本鍼灸療術医学会は第3者機関として、業界の中核を担います。この全国基準は10月より、医療系国家資格者が対象となる単位認定講座の開講と同時に採用されます。以下にその内容を抜粋します。

 下記の者は、一般社団法人日本鍼灸療術医学会が主催する基礎医学講座を受講し、全国統一試験に合格することを条件として、本会の単位認定講座を受講して下さい。
4) 治療院の開業権が無い医療系国家資格を取得し、これから施術所やサロン等の開業を目指す、または開業されている方(歯科医師、助産師、看護師、理学療法士、作業療法士、公認心理士、介護福祉士、ケアマネージャー等)

5) 国家資格制度が無い職種(セラピスト、エステティシャン、整体師、カイロプラクター、トレーナー、ヨガインストラクター、アロマセラピスト、アーユルヴェーダ、タイ古式マッサージ、開脚、健康機器販売、サプリメント販売など)で、独立開業している方、または開業を目指す方。

開業権の無い医療系国家資格者や、国家資格制度の無い施術者の規定が示された初の事例となっています。このような規定は全国に波及していくと思われます。



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全国統一「基礎医学検定」講習会は熊本支部でも順調に行なわれています。
熊本支部では毎月1回、第1水曜日に講習会が行なわれています。
熊本支部での全国統一「基礎医学検定」は毛利先生が懸命な講義を行なっています。
基礎医学はセラピストにとって必須の知識として役立ちます。

受講生も楽しそうに学んでいるそうですよ!熊本近郊にお住まいの方は是非、参加して下さい。



九州全域で講習会を行なっていますので、受講希望者はお気軽にお問い合わせください。





お問い合わせ先
日本鍼灸療術医学会熊本支部
講習会会場 夢〜夢
熊本市西区上代6-2-51 
096-329-1150 
090-9484-9312(毛利)
随時受講生を募集しております。お気軽にお問い合わせください。

本部 
(社)日本鍼灸療術医学会 東京 田園調布本部 

TEL 03-3721-1102   Mail : ninon-tramed@nifty.com



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中国での水素エネルギー療法®採用が決定しました!!


5月8日、上海中医薬大学日語区トップのあの方が緊急来日。治療要請で京王プラザホテルに直行となりました。

都庁が見下ろせる部屋に、ほとんど立つことも出来ない程の腰痛と膝痛の患者が横たわっていました。ヘルニアと側副靭帯損傷です。
寝返りもかなりキツい状況でしたが、整体、鍼治療を行うと同時に、中国人初となる水素エネルギー療法®︎を行いました。
結果は動画に記録され、後日FBの医学会専用グループにて公開されました。
日中間の統合医療ではなく、総合治療の意義を確認。いよいよ20年に渡る代替医療の本流が加速します。

日本鍼灸療術医学会は日本では初めて、医療機関に水素エネルギー療法®の臨床報告を行いました。医療用と同じ原料を使用しています。
また、日本鍼灸療術医学会は中国での水素療法進出を後押しています。先日も辻先生のクリニックにて、中国医師らに水素療法についてのレクチャーと、点滴の体験会をさせていただきました。会長立花をはじめ、皆様大感激していました。
これからオリンピックに向けて、水素活用の時代が来ると予想されます。ますます、水素の必要性が実証されていくと思いますので、当医学会においても、水素エネルギー療法®に力を注いでいきます。










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名古屋にて全国統一「基礎医学検定」講習会開催!!

7月1日、2度目の名古屋入り。

マッサージ、鍼灸、柔道整復師いずれかの国家資格、もしくは全国統一「基礎医学検定」「臨床医学検定」に合格する事はセラピストの常識です。

※ 全国統一基準を満たしていないセラピストには、注意が必要です。
必ず、免許(国家資格)の有無、または全国統一「基礎医学検定」「臨床医学検定」に合格しているかをご確認ください。






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思春期特発性側弯症の学術交流を行ないました。

上海近郊から広州の子供達の5〜6パーセントが側弯症に苦しんでいるようです。これは勉強時間が長いだけでなく、さまざまな問題が考えられますが、日本に比べて人口が圧倒的に多いため、中国政府機関もこの問題を重要視しています。

政府機関の医師から当医学会会長の立花に協力要請の依頼が舞い込んだのは、整体、療術を医学用語とし、さらにエビデンスまで示した医学論文がアメリカ合衆国国立医学図書館に日本人として唯一保管されている事実がある事と、上海中医薬大学国際学部の評価によるもので、日本はもとより、徐々に中国でもこの事実は評価されてきています。
7月17日、側弯症の世界的権威である医師、丸山先生と1時間ほどのレクチャーを受けました。場所は埼玉総合リハビリテーションセンターです。

側弯症は西洋医学的にみても、治療法が確立してない分野です。ですので、西洋医学の医師からみて、側弯症に対してマッサージやカイロプラクティックは効果は無いとの事でした。
しかし、中国医学では推拿や運動療法も視野に入れているとのこと。つまり、総合治療です。

 7月20日はコルセットの田沢製作所、田澤副社長のレクチャーを受けました。

最高の技術で装具を制作する現場を視察。
中国での技術提携が実現できる事を期待しています。

現場では技師の方々にいろいろな作業工程についての説明をしていただきました。
丁寧な説明に感激しました。


7月21日、横浜けいゆう病院 警察病院で側弯症についての説明を受け、中国政府機関の医師らもかなり興味を示していました。
燃えるような夏の昼下がりでしたが、内容の良い交流に長旅の疲労も何処へやら。
日中医学術交流は、加速していきます。






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中国政府機関の医師、鍼灸推拿の権威が日本鍼灸療術医学会本部に来日!!

日本の療術と中国の推拿が公式に拳を交える日となりました。
引き続き日本の医療施設を視察しますが、何しろ暑い夏です。
鍼灸業界、とくに呉竹学園を始め全国の鍼灸学校の生徒にはお馴染みの張碧英先生もこのプロジェクトに関わっていますので、さらなるやっかみが怖い所ではありますが(笑)明日も頑張りたいと思います。^ ^

さらに、全国統一「基礎医学検定」「臨床医学検定」の基準を満たした施術家、セラピスト、エステティシャンを広州市の新設病院が国際治療部門として採用を予定しています。

また、脊柱研究センター日本代表に、会長立花が就任します。
(社)日本鍼灸療術医学会は遂に世界に貢献できるような団体になりそうです。







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静岡にて全国統一「基礎医学検定」試験対策講習会を行ないました。


静岡での全国統一「基礎医学検定」試験対策、講習会を終えて思うことは、やはり社会に認められるセラピストを育成することです。
これまでにも、さまざまな団体や企業が民間療法の法制化を訴えましたが、その祈願を達成出来ませんでした。
その理由は、手技療法そのものの効果を実証出来なかった事や、基準の定まらないセラピストを国家資格団体が認めなかった事などが挙げられます。
今回、100年の歳月を費やしても未だに解決出来ないセラピストの無資格問題ですが、ようやく決着がつきそうです。
水面下での動きが今後、活発になりそうです。楽しみですね!




全国統一「基礎医学検定」講習会は
東京 田園調布にて毎月第3日曜日に行なっています。是非ご参加ください。

熊本では第1水曜日に行なっています。










お問い合わせ先
本部 
(社)日本鍼灸療術医学会 東京 田園調布本部 

TEL 03-3721-1102   Mail : ninon-tramed@nifty.com


熊本支部
講習会会場 夢〜夢
熊本市西区上代6-2-51 
096-329-1150 
090-9484-9312(毛利)
随時受講生を募集しております。お気軽にお問い合わせください。


















2018年4月29日日曜日

東京大学での全国統一「基礎医学検定」「臨床医学検定」

全国統一「基礎医学検定」「臨床医学検定」が東京大学施設内にて行われました。2018年3月18日(日)



清く、正しく、美しく。
日本鍼灸療術医学会は、これまでにお茶の水大学、筑波大学、科学技術館、九州看護福祉大学などの施設内において、セラピスト業界初の全国統一基準(国家資格レベル)を定めた「基礎医学検定」を行ってきました。今回は東京大学が会場となりました。


東京大学の赤門

国家資格レベルの解剖学生理学などの基礎医学や、病理、各論、総論などの臨床医学は、最低限ヒトに関わるために必要な医学知識ですね。


免許(国家資格=マッサージ・鍼灸・柔道整復)がなく、自身が行っている療法の安全性と価値を社会に示すことができない現在のセラピストやエステティシャン、各種療法の施術者にとって、この全国統一「基礎医学検定」「臨床医学検定」は必要不可欠な検定となりました。国家資格があるものの、開業権のない看護師や理学療法士の方々も受験・講習会を受講されています。

これまで、国家資格が無いという理由からセラピスト、エステティシャン、各種療法を行う施術者は社会的にグレーゾーンという認識を払拭できませんでした。

整体=SEITAI・療術=RYOJUTSUが国際的に医学用語となり、その効果と価値が医学論文としてアメリカ合衆国国立医学図書館に保管されても、その事実はニュース等では伝えられませんでした。世界で初となる整体療術のエビデンスを示しているにも関わらず・・・。


なぜ、このセラピスト業界には教育の基準が出来なかったのか。
それは、国家資格を取得していない○○団体や○○協会の代表、サロンスクールの経営者や施術院の院長が多いことが挙げられます。また、このような検定が全国基準となってしまう事に、都合の悪い側面もあります。

例えば、民間資格と称して、だれでも出来てしまうセラピーやリラクゼーションを行っている組織や団体は、国家資格レベルという最低基準の教育を行っていません。ですのでセラピスト・エステティシャンなどの施術者は、最低限の医学知識がどの程度のものかが、目隠しをされているかのように分からないのです。そして、卒業を理由に最低限の医学知識を習得したと思い込んでいる方がほとんどです。また、国家資格が基本的に必要だという認識もありません。ヒトの健康に関わるセラピストはこのような状態のなかで仕事をしています。

日本鍼灸療術医学会は唯一、国家資格者と、民間のセラピストが協力して価値ある療法を的確に提供できる総合治療を提唱しています。

この総合治療を可能にするためには、国家資格者と同等の医学知識を習得したセラピストの育成が必要です。そこには無限の可能性と、価値が生まれます。
最低限の医学知識を習得していないセラピストにとって、その価値は理解できませんし、仕事にたいしての誇りを失います。

企業や団体、○○スクールなどは、セラピストの未来を奪っているといっても過言ではないでしょう。何故なら安価なセラピーを提供して経済活動を行う事が企業の目的だからです。つまり過酷な労働を押し付けるために都合の良い人材が大量に必要であり、利潤をあげるためには都合が良いのです。そこに医学知識を修得するための教育は必要ないのです。

マッサージをリラクゼーションという形で提供するためには、知識のある方がかえって都合が悪いのです。なぜなら、リラクゼーションは効果を謳ったり、治すという行為は禁止されているからです。ですので、マッサージであっても、これはマッサージや指圧ではありませんという説明を行ってから、施術を行う企業もあります。このようなグレーゾーンの中で、伝統医療やその他の療法を行うセラピストの本当の価値は埋もれていくのです。これでは未来への可能性はありません。
戦後からこのような状態が続いています。

日本鍼灸療術医学会は「整体療術はマッサージではない」と言う事を世界に示しました。

ゆえに、民間療法を行う施術者を教育し「基準」を定めることは、これまで何が何でも国家資格を取得してから各種療法を行うように推奨してきた国家資格団体の威光とは相反するものとなりますが、当医学会の立花代表の尽力によって、この検定制度は2012年から現在まで行われています。野放しとなる無資格施術者に、しっかりとした教育を行う事は、むしろ国家資格が如何なるものかを学ぶよい機会となり、当医学会の講習会や検定に参加後、正規の学校に通う生徒もいます。素晴らしい事です。

教育を行い、セラピストは初めて気づきます。
やはりこの基準は最低限必要だと。
そして今までの考え方を改めるようです。

鍼灸師の国家資格取得もかなり難易度が上がってきているようですので、ますますセラピストはしっかりとした学びが必要となりますね。

日本鍼灸療術医学会には、志高いセラピストが集まっています。
全国統一「基礎医学検定」は国家資格ではありませんが、国内では唯一、国家資格レベルの検定を行っています。

この検定は鍼灸、柔道整復などの教科書を書いている大学教授など、この業界の未来に挑戦し、総合治療を推進する志ある方々の協力により行われています。

2018年 東京大学での全国統一「基礎医学検定」「臨床医学検定」はますますこの業界にその波紋を広げています。



全国統一「基礎医学検定」講習会スケジュール

東京
毎月第3日曜日 
日本鍼灸療術医学会本部で行っています。
場所:〒145-0071 東京都大田区田園調布2-45-8
TEL    03-3721-1102
Mail: nihon-tramed@nifty.com

熊本支部
毎月第1水曜日
場所:〒860-0068 熊本県熊本市西区上代6-2-51
TEL 096-329-1150  携帯 090-9484-9312
Mail: happy-kurrowber2@live.jp



全国各地にて行っています。

ホームページ http://nihon-tramed.jp